掃除機の特徴を把握する
掃除機にも様々なタイプのものがあり、それぞれに特徴があります。
この特徴をよ~く把握しておくこと、そして自分がどんなところを
掃除したいのかを認識しておくことで自分の希望にあった掃除機選びが
できるようになります。
掃除機のタイプは大きく分けて3つあります。
紙パック式、サイクロン式、充電式(ロボット型、スティック型など)です。
それではそれぞれのタイプの特徴を解説します。
紙パック式
紙パック式は吸引したゴミを、袋状になった紙パックで集めるタイプのものです。
紙パックにゴミが集まるようになっているので、紙パックがいっぱいになるまで
ゴミ捨てをする必要がないのが特徴です。
サイクロン式はゴミ捨てを頻繁に行う必要がありますし、フィルター掃除もまめに
行う必要があるのでこういったメンテナンスが煩わしい人には紙パック式がオススメです。
紙パック式の弱点は、ゴミが溜まると吸引力が落ちてしまうことです。
吸引力が落ちないようにしようとすると結局紙パックを早く交換しないと
いけないので手間が掛かってしまうことになります。
ただし最近の紙パック式の掃除機ではこの弱点を補う機能が
備わっているものもあります。
例えば、自動で紙パックを叩いてホコリを落とす機能などです。
とはいえ、構造的に紙パックがフィルターの役割を果たしますので
吸引力が落ちてくるのはやむを得ないと考えたほうが良いでしょう。
サイクロン式
日本では紙パック式が主流でしたが、ダイソンの掃除機の登場で
サイクロン式が一躍有名になりました。
サイクロン式は遠心分離だけでゴミやホコリを完璧に分離してきれいな
空気を排出と言われています。
そして紙パック式と違ってフィルターによる吸引力の低下がないのが
最大の特徴です。また紙パックを使用しないので経済的です。
サイクロン式掃除機の弱点は、
こまめなゴミ捨てが必要。
定期的なフィルターの水洗浄が必要
紙パック式に比べて吸引仕事率が落ちる
といったことです。
ランニングコストを落とすためには、多少の面倒は厭わない人に
サイクロン式掃除機はオススメです。
充電式(ロボット型、スティック型など)
充電式はコンセントを必要としないタイプのもので、主にロボット型と
スティック型があります。
ロボット型はルンバが有名ですが、掃除機が自動で掃除を行うタイプです。
設定をしておけば自動で掃除を行うので忙しくてあまり家にいなくて
掃除する時間がないといった人に人気があります。
スティック型は、一般の掃除機の本体をなくしたような形をしています。
コンセントがなくコンパクトになっているので部屋に立てかけて
置いておくことができます。
ゴミを見つけた時にすぐに使うことができるので便利です。
またコンセントがないので一般の掃除機では届かない場所を
掃除するのに使えます。
小さな子供さんがいて汚した時にすぐ掃除機を使いたいと
いった場合にすぐに使えて便利です。
充電電池が電源なので一般の掃除機に比べるとパワーは落ちます。